STARCAD-21®
SoC設計メソドロジー・リファレンスフロー

STARCAD-21は、株式会社半導体理工学研究センター(STARC)が、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けて開発した、90nm以降の最先端テクノロジーにおけるSoC(System on a Chip)設計のための設計メソドロジーとそのリファレンスフローです。
STARCAD-21は、株式会社半導体理工学研究センター(STARC)が、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けて開発した、90nm以降の最先端テクノロジーにおけるSoC(System on a Chip)設計のための設計メソドロジーとそのリファレンスフローです。
ケイレックス・テクノロジーは、STARCと業務提携し、このSTARCAD-21のライセンスを受けて、リファレンスフローのスクリプト等を販売するとともに、各種メソドロジーサービスを提供します。
イラスト
(STARCウェブサイトの図を元に作成)

STARCAD-21のコンセプト

SoCのインプリメンテーションにおいて、設計仕様であるRTL記述から、チップ試作のためのレイアウト(GDS-II)までは基本的なフローですが、従来の設計手法では設計の後戻りがある程度避けられませんでした。そこでSTARCは、このRTLtoGDS(RTLからレイアウトまで)のフローを見直し、設計の中間段階でいくつかの品質判定(ハンドオフ)ポイントを定め、その後の工程で大きな問題を起こして設計が大きく後戻りをしないようにチェックすること(Check and Go)、またその判定の精度を高めるために、各工程での予測と予防の技術を強化することにより、後戻りのほとんどないストレートフォーワードな設計フローを実現しました。

イラスト
(STARCウェブサイトの図を元に作成)

STARCAD-21の低消費電力設計技術

STARCAD-21の特徴のひとつは、SoC設計の各領域において適用できる低消費電力技術にあります。次の図はその手法の主なものを示しています。

写真
(出典: STARCウェブサイト)
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(出典: STARCウェブサイト)

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