代表取締役社長
ケイレックス・テクノロジー株式会社は、電子デバイス業界に重点をおく独立系ITサービス会社です。 20年以上にわたり半導体設計用CADシステムを研究・開発してきたソフトウエア技術者が独立して、2004年に設立しました。 設立以来、進歩の激しい「IT(情報技術)」と「エレクトロニクス技術」の最先端を追い求め、それらを活かした高品質な「もの作り」や「業務サービス」に寄与・貢献することで、社会に寄与することを使命としてきました。
技術には「要素技術」とそれらを「つなぐ技術」があります。「要素技術」は、製品やサービス自体の価値を高めるものですが、それらを束ねて連携させ、システムとしての価値を高めるのが「つなぐ技術」です。 当社はどちらかというと「つなぐ技術」に事業の柱をおいていきました。 「つなぐ技術」は実践的な技術であり、これを有効にするためには世界の要素技術をよく理解・勉強し、かつ、お客様の業務分野を深く知る必要があります。
お客様から言われた仕様を単に設計・製造する下請け型IT企業・エレクトロニクス企業ではなく、お客様の立場でかつ対等もしくはそれ以上に会話できる専門領域を磨き、お客様、さらには電子産業界のエンジニアリング サプライ チェーンの中で不可欠の機能を果たす会社として、真のパートナー型企業になる努力を続けています。 設立当初は、半導体EDA(Electronic Design Automation: 設計自動化)分野に特化し、その後は計測・画像処理分野やセキュリティ分野に技術領域を広め、さまざまな提案活動・コンサルティング活動、ソフトウエア受託開発、客先での構内請負まで進めてきました。 最近は、PLM(製品ライフサイクル管理)分野で米国製のツールを担いで、先端企業のエンジニアリング業務のIT化や工場のIT化を進めています。
会社は、常に「新しくなくてはならない」と考えています。 「新しい技術を取り入れる」、「新しいやり方を実践する」、「新しい事業領域に挑戦する」、「新しく海外と連携する」等、さまざまな「新しさ」を追求しています。 事業では、これからのIoT(Internet of Things)を見据え、DX(デジタルトランスフォーメーション)に時代にきわめて重要で、かつさまざまな新しい技術を多く含むPLM(製品ライフサイクル管理)や、今後ますます重要性を増すセキュリティ分野において、新しい事業の柱を据えるべく一丸となっています。 今後とも、技術の根を深め、「IT」と「エレクトロニクス技術」をベースに、特定業務サービスまたは製品でトップになることを目標にし、 世界の中で存在が認められる会社を目指していきます。
日々の会社生活では、人生の大半を過ごす会社を「面白いものにする」ことに価値観をおき、従業員にはさまざまな「チャレンジ」を勧めています。 一方で、会社の現在と将来の安定化のための様々な「バランス」を大切にしており、日本古来の家族主義的な温かさも残そうとしています。
バランスを持って「成長する会社」、「常に若さある会社」を目指し、会社活動を通して社会に少しでも貢献できるよう、努力していきます。