SECLANCER™ (シークランサー)
秘密分散バックアップシステム


概要

秘密分散法(Secret Sharing Scheme)とは、秘密情報をスクランブルし、複数のピースに分割して保存する手法です。分割したピースをいくつか集めて処理することにより、元の情報を復元することができます。しかし分割した単一のピースからは元の情報を復元することができません。

SECLANCER™(「シークランサー」と読みます)は、この秘密分散法を応用したデータバックアップシステムです。元のデータをスクランブルして分割し、いくつかの拠点に分散保管することができます。それにより、万が一災害等によりいずれかのピースを消失しても、他のピースを用いて元の情報を復元することができます。またいずれかの拠点から単一ピースのデータが不正に流出したとしても、元の情報は復元できません。したがってSECLANCERは、個人情報等の秘密情報を安全に保管するデータ保存システム、また災害時の危機管理、BCP(Business Continuity Plan)のためのデータ保全システムとして最適です。

秘密分散とは

元のファイルに対して乱数データを加え、符号関数で処理することにより、4つの分断化ピースが生成されます。個々の分断化ピースには元のデータの痕跡は残らず、分断化ピース一つから元のファイルを復元することは原理的に不可能になっています(情報理論的安全性)。これらの分断化ピースは暗号ではありませんので、総当たり方式による元のファイルの復元も原理的に不可能になっています。

ケイレックスの秘密分散では、各分断化ピースのサイズは元のファイルの0.6倍となり、他の秘密分散手法よりコンパクトになっています。

4つの分断化ピースのうち、任意の2つから復号関数で処理することにより、元のファイルを復元することができます。4つのうち2つというこ となので、RAIDの様な冗長性を有していることになります。

秘密秘密分散と暗号の比較

秘密分散は暗号とは全く異なる機密データの保存技術です。その違いをまとめました。

秘密分散の適用分野

秘密分散は機密情報を扱う次のような分野に適しています。

秘密分散アプライアンスSECLANCER™/SSG

ストレージ製品の開発から販売までを行う専業メーカーニューテックとのコラボレーションにより、秘密分散のソフトウェアをニューテックのストレージ製品にインストールしたアプライアンス機器SECLANCER™/SSG(Secure Storage Gateway)を2016年4月に販売開始致します。

SECLANCER™/SSGの運用イメージ

ドラッグ&ドロップで簡単に秘密分散

SECLANCER™/SSGでは、仮想フォルダーが準備されており、そこにドラッグ&ドロップでファイルをコピーするだけで自動的にファイルは秘密分散管理されます。

復旧も簡単

万が一、ハードウェアトラブルなどでSECLANCER™/SSGに不都合が生じた場合は、新しい機材に取り替え、管理画面の復旧ボタンをクリックするだけで、秘密分散保存先よりデータを取り寄せ、自動復旧します。

SECLANCER™/SSGの機能

SECLANCER™/SSGの設定はWEBの管理画面から行います。

ユーザー管理、グループ管理、フォルダー管理、アクセス権設定、分散先設定などを行います。






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